工務店の見せ方改革！Pinterestを活用した施工事例ブランディングで見込み客が倍増

「SNSは苦手」だった工務店が、写真1枚から変わった集客の流れ

「うちは宣伝より紹介だよ」と語っていたある工務店。

Instagramはアカウントを作ったまま、投稿は数回。Googleマップも手つかずで、HPも3年以上更新なし。
にもかかわらず、職人仕事には定評があり、紹介と地元ネットワークでなんとか回っていた――そんな状況に変化が起きたのは、ある“写真の投稿”がきっかけでした。

きっかけは「Pinterestが集客に効果があると耳にしたこと」。

実際に投稿と導線設計を改善していくことで、“検索から見つけられる施工事例”となり、月5万円のWEB支援開始から半年で見込み客の問い合わせ数が2倍になりました。

「現場は忙しい。でもネットに人が来ない」リアルな悩み

施工中の写真はスマホに溜まっているものの、

「どう使えばいいのか分からない」
「投稿しても“いいね”も来ないし意味ない気がして」

と、WEBに対するモチベーションはほぼゼロ。

経営者の声

「うちは“ちゃんとやってる”つもりだったんですよ。お客さんからの紹介もあるし、現場での仕事には自信もある。実際、リピートしてくれるお客さんも多かったし、“うちは広告なんてやらなくても、口コミで十分やっていける”と思ってたんです。

でも、ある日ふと気づいたんです。昔みたいに“親戚から聞いて”とか“職人さんを知ってるから”って来てくれる人が減ってる。代わりに、若いお客さんほど『ネットで見て』って言うんですよね。Googleで検索して、Instagramで雰囲気を見て、Pinterestで参考になる施工事例を探して…。

気がついたら、“腕の良さ”や“地元の信頼”だけじゃ届かない時代になってた。職人としての誇りがあるからこそ、正直、ネットで見た目を整えるってことに抵抗もありましたよ。でもそれって、ただ時代の変化に取り残されてただけだったんですよね」

月5万円で始めた施策｜Pinterest×MEO×見せ方改善で集客の流れを設計

以下のような“最低限だが効果的な施策”を月5万円の支援でスタートしました。

Pinterestの活用支援

• 施工写真をカテゴリ別に整理し、Pinterestに投稿
• 各投稿に「地域名＋施工タイプ（例：大阪 リビングリノベーション）」を明記
• 保存されやすいビジュアル選定と投稿文のテンプレート化
• 投稿を代行し、「検索→保存→問い合わせ」への導線設計

Googleビジネスプロフィール（MEO）整備

• 業種カテゴリの最適化とサービス説明の見直し
• 投稿コンテンツをPinterestと連携し、視覚訴求を強化
• 口コミテンプレートを提供し、リフォーム後の満足の声を掲載

InstagramとHPの“見せ方”改善

• InstagramプロフィールをPinterestと連動した設計に変更
• HPにはPinterestの人気施工事例を埋め込み、「最新事例」として活用
• 現場写真の撮り方アドバイスと、信頼感ある文章テンプレを提供

レポートと改善提案

• 投稿や導線を毎月PDCAで調整し、成果を継続的に改善
• 毎月の保存数／閲覧数／問い合わせ数などをレポートで共有
• 「この投稿から保存が多かった→似た事例を増やしましょう」と提案

Pinterest保存数3.4倍・問い合わせ2倍

施策開始から6ヶ月後、以下の成果が得られました：

• Pinterest経由の施工事例保存数：月平均3.4倍に増加
• MEO経由のHPアクセス：約2.2倍に増加
• 問い合わせ数：前年比の2倍超に（見積もり依頼・現地相談含む）
• Googleマップ上の口コミ：15件→46件へ増加（半年間）

「投稿なんて誰も見てないと思ってた。でも、見られて、保存されて、問い合わせまで来た。
今は“投稿したくなる写真を撮る”のが現場の日課になってます（笑）」

“見た目”ではなく“伝え方”を変えた

この成功には3つのポイントがありました：

1. 写真の投稿＝資産になる媒体を選んだ（Pinterest）
2. 投稿の見せ方を“検索者目線”で整理した
3. 継続できる設計（丸投げでもPDCAが回る仕組み）にした

Instagramの“いいね狙い投稿”ではなく、Pinterestの“探している人に刺さる施工事例”として設計したことが大きな転換点でした。

Q&A：よくある質問

Q1. Pinterestは女性向けのSNSでは？
A. 住宅・リフォームを検討する層（30〜50代の女性）は、Pinterestで「間取り」「収納」「おしゃれな家」などを日常的に検索しています。施工事例との相性が抜群です。

Q2. 現場が忙しくて、写真の投稿まで手が回りません
A. 撮影はスマホでOK。投稿と文章は代行できるので、“撮るだけ”で大丈夫です。

Q3. InstagramとPinterest、両方やる必要ありますか？
A. それぞれ役割が違うため併用がおすすめです。Instagram＝信頼感、Pinterest＝検索流入と保存です。

Q4. ホームページが古くても大丈夫？
A. 投稿をHPに埋め込むことで、“見せる施工事例ページ”に変わります。リニューアル前でも十分活用可能です。

Q5. 地域密着型でも反応ありますか？
A. むしろ地域名入りで投稿することで、「○○市 リフォーム」などの検索結果に強く出ます。地元こそ狙い目です。

「撮って、投稿するだけ」で、未来の仕事が生まれる

Pinterestという「見られる場所」に、日々の施工事例を投稿しただけで、検索に強くなり、問い合わせが自然に生まれるようになった。

月5万円の支援からはじめて、現場も、導線も、意識も変わった――そんな成功事例です。

「今やっても意味あるのか？」と感じている方こそ、半年後の結果を想像して、一歩を踏み出してみてください。
“検索される工務店”は、投稿1枚から始まります。