工務店のWEBマーケティング活用事例｜月5万円で問い合わせ5倍増を実現した具体的施策と成果

企業背景

兵庫県内で創業15年を迎える地域密着型の工務店。

従業員4名という規模で、注文住宅とリフォームを専門として地元のお客様から長年にわたり信頼を築いてきました。
職人気質の社長を中心とした温かみのあるチーム体制で、一軒一軒丁寧な施工を心がけている老舗企業です。

お客様の声

SNSやホームページの運用なんて、自分たちには縁のない話だと思っていました。
でも、昔ながらの紹介頼りでは限界がある。そんなときに「5万円から、全部任せていいですよ」と言ってくれたのがマークリスさんでした。

うちはただ現場でいい家を建てることに集中するだけ。
気づけば、問い合わせは5倍に。Googleマップでも上位に出るようになり、「見てきました」と言ってくれるお客様も増えました。

地元で15年やってきましたが、今ようやく「次の15年に向けた土台」ができた気がします。

導入前の状況

A社が抱えていた最大の課題は新規顧客の獲得でした。
ホームページは開設していたものの、月の問い合わせは2〜3件程度と低迷状態が続いていました。
売上の大部分を既存顧客からの紹介やリピート工事に依存しており、新規開拓がなかなか進まない状況でした。

また、兵庫県内には同業の工務店が数多く存在するため、「工務店はどこも同じ」という印象を持たれがちで、自社の技術力や人柄の良さを効果的にアピールできずにいました。社長がたまにSNSに投稿することもありましたが、反応は薄く、継続的な発信も困難な状態でした。

実施施策

マークリスでは、A社の強みを活かしながら兵庫県内での認知度向上を図るため、以下の施策を月5万円で包括的に実施しました。

• 最初の施策内容: Instagram運用 + MEO対策 + LINE構築運用 + ブログ運用（データを見て、適宜変更しながら運用）
• 提案料金：月5万円

施策の特徴・工夫点

Instagram運用では、A社の最大の強みである職人技術を視覚的にアピールすることを重視しました。施工過程のBefore/After写真を効果的に活用し、一般の方にも分かりやすく技術力の高さを伝える投稿を継続的に行いました。

MEO対策では地域密着という特性を最大限に活かし、「兵庫県+工務店」「市名+リフォーム」といったキーワードでの上位表示を狙いました。兵庫県内で工務店を探している見込み客に確実にリーチできる戦略を実施しました。

LINE公式アカウントでは、見積もり相談から施工後のアフターフォローまで、お客様との長期的な関係構築を可能にする導線を設計しました。

また、「住まいの豆知識」をテーマにしたブログでは、兵庫県の気候や住宅事情に特化した専門知識を分かりやすく発信することで信頼性を高めながら、同時にSEO対策も実施しました。

成果・効果

施策開始からわずか6ヶ月で、目覚ましい成果を達成することができました。

継続のポイント

成果を継続的に向上させるため、季節やトレンドに合わせて施策を柔軟に調整しています。

例えば、完成物件の写真撮影タイミングを事前に共有することで、コンテンツ制作をスムーズに進められる体制を整えました。

また、お客様の声や施工事例を定期的にコンテンツ化することで、第三者からの評価という形で信頼性を向上させています。兵庫県内の地域イベントや住宅展示場出展などのオフライン活動とSNSを連動させた統合的なアプローチも、継続的な成果につながっています。

担当者のコメント

工務店様は『職人気質で営業が苦手』という方が多いので、A社様の技術力や人柄の魅力を代わりに発信することを最重視しました。職人としてのプライドと真摯な姿勢こそが、最大の差別化ポイントだと考えています。

まずは兵庫県内での信頼性向上を目指し、MEO対策で『近くの信頼できる工務店』として認知されることから戦略をスタートしました。地域密着型企業にとって、地元での評判は何よりも重要な資産です。