不動産会社のWEBマーケティング活用事例｜月6万円で問い合わせ10倍増を実現したSEO・LINE・広告戦略

企業背景

東京都内で創業12年を迎える地域密着型の不動産会社。

従業員5名という規模で、賃貸仲介と売買仲介を専門として地元のお客様から長年にわたり信頼を築いてきました。
地域に根ざしたきめ細かいサービスを提供する温かみのあるチーム体制で、一人ひとりのお客様に寄り添った対応を心がけている老舗企業です。

お客様の声

長年、SUUMOやHOME’Sに頼ってきましたが、掲載料が重くのしかかり「このままでいいのか」と感じていました。
マークリスさんに相談したところ、SEOやLINE、広告まで丸ごと対応してくれるとのことで、お願いすることに。

地域名での検索対策や、LINEでの相談対応、ターゲットを絞った広告配信など、すべてが理にかなっていて、8ヶ月で自社サイトからの問い合わせは10倍に。
「ここの不動産屋さん、丁寧で安心できる」と言われることも増えました。

何より、社内にマーケ担当がいる感覚で、質問へのレスポンスも早く、ずっと寄り添ってくれている安心感があります。

導入前の状況

B社が抱えていた最大の課題は新規顧客の獲得でした。
SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトに依存しており、自社への直接問い合わせは月4〜5件程度と低迷状態が続いていました。
ポータルサイトへの掲載費用が高額で利益を圧迫している一方で、自社サイトからの集客力は非常に弱い状況でした。

また、東京都内には大手から中小まで数多くの不動産会社が存在するため、「不動産会社はどこも同じ」という印象を持たれがちで、自社の地域密着型サービスや親身な対応といった強みを効果的にアピールできずにいました。SNSでの発信も散発的で、継続的なマーケティング活動が困難な状態でした。

実施施策

マークリスでは、B社の強みを活かしながら東京都内での認知度向上を図るため、以下の施策を月6万円で包括的に実施しました。

• 最初の施策内容: SEO対策 + 公式LINE構築運用 + 広告運用 + MEO対策（データを見て、適宜変更しながら運用）
• 提案料金：月6万円

施策の特徴・工夫点

SEO対策では、B社の地域密着という強みを最大限に活かし、「東京 + 賃貸」「駅名 + 不動産」といった地域特化キーワードでの上位表示を狙いました。ブログの更新も行い、東京都内の各エリアの特徴や相場情報を詳しく発信することで、地域の不動産のプロとしての信頼性向上を図りました。

公式LINE構築では、物件情報の配信から内見予約、契約後のアフターフォローまで、お客様との継続的なコミュニケーション基盤を設計しました。チャット形式での気軽な相談対応により、来店前の不安解消と信頼関係構築を実現しました。

広告運用では、賃貸・売買それぞれのターゲットに最適化した広告配信を実施。ポータルサイト依存からの脱却を目指し、自社サイトへの直接流入を増加させる戦略を展開しました。

MEO対策では、「駅名 + 不動産」「エリア名 + 賃貸」でのGoogleマップ上位表示を実現し、地域で不動産会社を探している見込み客に確実にリーチできる体制を構築しました。

成果・効果

施策開始からわずか8ヶ月ほどで、目覚ましい成果を達成することができました。

継続のポイント

成果を継続的に向上させるため、不動産市場の動向や季節要因に合わせて施策を柔軟に調整しています。

例えば、引越しシーズンに合わせた広告予算の調整や、エリア別の相場変動に応じたSEOコンテンツの更新を定期的に実施しています。

また、成約事例や顧客満足の声を定期的にコンテンツ化することで、第三者からの評価という形で信頼性を向上させています。東京都内の地域イベントや不動産関連セミナーなどのオフライン活動とオンライン施策を連動させた統合的なアプローチも、継続的な成果につながっています。

担当者のコメント

不動産業界は情報の透明性と信頼性が最も重要なので、B社様の地域密着型サービスと親身な対応力を前面に押し出すことを最重視しました。大手に負けない地域での専門性と人間性こそが、最大の差別化ポイントだと考えています。

まずは東京都内での専門性向上を目指し、SEO対策で『地域の不動産のプロ』として認知されることから戦略をスタートしました。地域密着型企業にとって、地元での専門知識と評判は何よりも重要な資産です。