「Instagramのネタが尽きてしまった…」
「施工事例ばかりじゃ反応が少ない気がする」
「他の工務店はどんな投稿してるの?」
そんなお悩みを持つ工務店の広報・SNS担当者の方へ。
この記事では、インスタで反応が取れて、ファンや見込み客を増やすための投稿ネタを50種類以上ご紹介します。
撮影しやすさ・運用しやすさも意識して、すぐに使えるアイデアばかりです。
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なぜ「投稿ネタの多様化」が大事なのか?
施工写真だけではフォロワーは伸びない
多くの工務店が陥りがちなのが、「施工事例の写真だけを投稿し続ける」パターンです。確かに美しい住宅写真は重要ですが、それだけではユーザーの継続的な関心を引き続けることは困難です。
Instagramの黎明期であれば、施工事例をアップするだけでもある程度の反応を得られました。しかし現在では、数多くの工務店アカウントが存在し、単なる「きれいな写真」だけでは埋もれてしまうのが現実です。
実際に、施工事例のみを投稿している工務店アカウントと、多様なコンテンツを発信している工務店アカウントを比較すると、後者の方が明らかにエンゲージメント率が高く、フォロワーの増加率も良好です。
「人となり」や「価値観」が共感を生む
住宅という高額な商品では、技術力だけでなく「この会社・この人に任せたい」という信頼感が購買決定の重要な要素となります。
そのため、Instagramでは会社の人となりや価値観が伝わる投稿が重要になります。例えば:
- 職人さんの真剣な表情や仕事への姿勢
- お客様との打ち合わせで大切にしていること
- 地域に対する想いや社会貢献活動
- 家づくりに対する哲学やこだわり
こうした「人間らしさ」が感じられる投稿が、フォロワーとの深い結びつきを生み出し、最終的な受注につながるのです。
アルゴリズム的にも”ネタの幅”が重要
Instagramのアルゴリズムは、しています。単調な投稿よりも、多様なコンテンツの方がさまざまなユーザーの興味を引き、結果的にエンゲージメントが向上します。
また、異なるタイプの投稿は異なるハッシュタグを使用することになり、それによってリーチできるユーザー層も広がります。施工事例には「#注文住宅」、スタッフ紹介には「#工務店スタッフ」、地域ネタには「#◯◯市」といった具合に、投稿ネタの多様化は自然とハッシュタグの多様化も促進します。
重要:アルゴリズムの観点から見ても、投稿ネタの多様化は「発見されやすさ」の向上に直結します。

工務店が発信すべき投稿ジャンル8選
① 施工事例(ビフォーアフター・ルームツアー)
やはり工務店のメインコンテンツは施工事例です。ただし、単に美しい写真を投稿するだけでなく、以下のような工夫が重要:
- 設計の意図や工夫を説明:なぜこの間取りにしたのか、どんな暮らしを想定しているか
- お施主様の暮らしぶりを紹介:実際に住んでからの感想や使い勝手
- 建築プロセスの公開:基礎工事から完成まで、段階的に紹介
- 地域性の強調:「◯◯市の家」「地元材料使用」など地域密着をアピール
特にリフォームの場合は、ビフォーアフターの劇的な変化が視覚的インパクトを与え、高いエンゲージメントを期待できます。
② スタッフ紹介・職人の仕事風景
会社のできます。効果的な投稿例:
- 職人さんの技術紹介:匠の技を15秒動画で表現
- スタッフの人柄紹介:趣味や家族、仕事への想いなど
- 現場での何気ない瞬間:休憩時間の様子、チームワークが感じられる場面
- 新人研修の様子:技術を学ぶ姿勢、成長ストーリー
顔出しを嫌がるスタッフがいる場合は、後ろ姿、手元のアップ、シルエット、似顔絵イラストなどで対応可能です。
③ お客様の声・インタビュー
第三者からの評価は、自社の宣伝よりもはるかに説得力があります:
- お引き渡し時の感想:喜びの表情や感謝の言葉
- 住み始めてからの感想:実際の住み心地や変化
- 家づくりのきっかけ:なぜその工務店を選んだか
- こだわりポイント:お客様が重視した部分と満足度
お客様の許可を必ず得た上で、プライバシーに配慮した投稿を心がけましょう。
④ 現場の工夫・裏側紹介
一般の人が見ることのできないは、非常に興味深いコンテンツとなります:
- 特殊な工法や技術:「こんな工夫をしています」という専門性のアピール
- 安全対策:現場での安全への取り組み
- 品質管理:検査の様子や品質へのこだわり
- 天候との戦い:雨の日の対策、暑さ寒さ対策など
こうした投稿により、工務店の専門性と誠実さをアピールできます。
⑤ 会社の想いや理念・代表メッセージ
経営者や代表者の想いや価値観を直接伝えることで、会社のブランディングが強化されます:
- 創業の想い:なぜこの仕事を始めたのか
- 家づくりへの哲学:大切にしている考え方
- 地域への想い:地元愛や貢献したい気持ち
- お客様への感謝:支えられていることへの感謝
ただし、説教臭くならないよう、エピソードや具体例を交えて親しみやすく表現することが重要です。
⑥ 地域密着・地元イベント情報
地域密着型の工務店にとって、は重要な差別化要素となります:
- 地域イベントへの参加:お祭りや展示会への出展
- 地元の魅力紹介:おすすめスポットやお店
- 地域貢献活動:清掃活動やボランティア参加
- 地元材料の使用:地産地消の家づくり
地域性を押し出すことで、「地元の工務店」としてのポジションを確立できます。
⑦ 家づくり・リフォームの豆知識
有益な情報提供により、専門家としての信頼性を高め、保存されやすい投稿を作れます:
- 間取りのコツ:動線や収納の工夫
- 材料の違い:断熱材、外壁材、床材の比較
- 費用の目安:「◯◯工事の相場は?」
- メンテナンス方法:住まいの手入れ方法
専門用語は避け、一般の方にもわかりやすい表現を心がけましょう。
⑧ 会社の日常・季節の行事・雑談ネタ
堅いビジネス投稿ばかりでは親しみにくいため、も重要です:
- 季節の挨拶:新年、お盆、年末などの節目
- 社内イベント:歓送迎会、忘年会、研修旅行
- オフィスの様子:新しい設備導入、模様替え
- ちょっとした出来事:現場で見つけた面白いもの
ただし、投稿全体の20%程度に留め、メインコンテンツとのバランスを保つことが大切です。
反応が取れる!投稿ネタ50選(ジャンル別)
施工事例系(10ネタ)
「◯◯市|収納たっぷりの平屋」
地域名を必ず入れて、平屋の人気を活かした投稿。収納アイデアを具体的に紹介し、「収納不足で悩んでいる」ユーザーの関心を引きます。
「人気のガルバリウム外壁施工例」
トレンドの外壁材を使った事例で、メンテナンス性や耐久性のメリットも併せて解説。素材への関心が高いユーザーにアプローチ可能。
- 「築30年→全面リノベーション完成!」
- 「狭小地に建つ3階建て住宅の工夫」
- 「子育て世代に人気の間取り」
- 「和モダンスタイルの注文住宅」
- 「キッチンリフォーム before→after」
- 「無垢材をふんだんに使った家」
- 「バリアフリー住宅の完成見学会」
- 「ペットと暮らす家のアイデア」
人物・社風紹介系(10ネタ)
「若手大工インタビュー」
建設業界への就職を考えている若年層や、その保護者への訴求効果大。仕事のやりがいや成長ストーリーを紹介。
「社長の1日に密着」
経営者の人柄や仕事への姿勢が伝わり、会社への信頼感向上につながる。現場視察や打ち合わせの様子を紹介。
- 「ベテラン職人の技術継承」
- 「営業スタッフの一日」
- 「設計士のこだわりとは?」
- 「現場監督の安全管理」
- 「新入社員研修の様子」
- 「チームワークが光る瞬間」
- 「スタッフの趣味紹介」
- 「長年勤続スタッフにインタビュー」
現場・裏側紹介系(10ネタ)
「◯◯工程のこだわりポイント」
基礎工事、構造材、断熱工事など、各工程での技術的なポイントを一般の方にもわかりやすく解説。専門性をアピール。
「地盤改良って何をしてるの?」
一般の人には見えない工程を紹介することで、工事の透明性と技術力をアピール。「知らなかった!」という反応を期待できます。
- 「現場の安全対策を紹介」
- 「雨の日の現場はどうしてる?」
- 「構造見学会の見どころ」
- 「職人道具の紹介」
- 「品質検査の厳しさ」
- 「現場清掃の徹底ぶり」
- 「最新機械の導入」
- 「近隣への配慮について」
お客様との関係構築系(5ネタ)
「お引き渡し後の再訪問レポ」
アフターサービスの充実ぶりをアピールし、長期的な関係構築への姿勢を示す。OB顧客の安心にもつながります。
「◯年経った家を訪問しました」
建物の経年変化や住まい方の変化を紹介。長期的な品質への自信と、継続的なサポート体制をアピール。
- 「お客様からの嬉しいお手紙」
- 「完成見学会でのお客様の反応」
- 「リピーターのお客様紹介」
地元・地域系(5ネタ)
「◯◯市のおすすめパン屋さん」
地域密着をアピールしながら、親しみやすい内容で地元ユーザーとの距離を縮める。「地元愛」が伝わる投稿として好評を得やすい。
「地元イベント出展の様子」
住宅展示会や地域のお祭りへの参加を通じて、地域コミュニティとの結びつきを示す。認知度向上にも効果的。
- 「地元の木材を使った家づくり」
- 「地域清掃活動に参加しました」
- 「◯◯市の住みやすさ紹介」
教育・ノウハウ系(5ネタ)
「土地探しのコツ3選」
家づくりを検討中の人が必ず直面する課題。保存率の高い有益情報として人気で、専門家としての信頼性もアピールできます。
「断熱材の違いを比較してみた」
複雑な専門知識をわかりやすく解説。「勉強になる」と感じてもらえる教育系コンテンツは、エンゲージメントが高い傾向にあります。
- 「住宅ローンの基礎知識」
- 「間取りで失敗しないポイント」
- 「メンテナンス時期の目安」
季節・行事ネタ(5ネタ)
「節分に豆まきしてみました」
季節の行事を通じて親しみやすさを演出。堅いビジネス投稿の合間に入れることで、人間らしさと親近感を醸成できます。
「新年の抱負投稿」
会社としての目標や想いを伝える機会として活用。フォロワーとの結びつきを深める効果が期待できます。
- 「お盆休み前のご挨拶」
- 「クリスマスの飾り付け」
- 「暑さ対策グッズ紹介」
ポイント:これら50のネタを組み合わせることで、約半年間は投稿ネタに困らずに運用を続けることができます。各ネタは自社の状況に合わせてアレンジしてください。

投稿ネタに困らないための仕組み作り
① 月1回の「撮影日」を設ける
投稿ネタに困る最大の原因は、です。この問題を解決するために、月に1回「撮影日」を設定することをおすすめします。
撮影日の活用方法:
- スタッフ写真の撮影:年1回、全スタッフの紹介用写真を撮影
- 作業風景の動画撮影:職人の技術を見せる短時間動画を複数撮影
- オフィス・ショールームの写真:季節ごとに雰囲気を変えて撮影
- 商品・資材の写真:新しい建材や設備機器の紹介用素材
スマートフォンでも十分撮影可能ですが、可能であれば一眼レフカメラや専門スタッフに依頼することで、より魅力的な素材を確保できます。
② 投稿ジャンルを8カテゴリに分ける
前述の8つの投稿ジャンルを意識的にローテーションさせることで、投稿内容の偏りを防ぎ、多様な読者層にアプローチできます。
週3回投稿する場合の例:
- 月曜日:施工事例 or 現場紹介
- 水曜日:スタッフ紹介 or お客様の声
- 金曜日:豆知識 or 地域ネタ
このパターンを基本としつつ、月に1〜2回は季節ネタや会社の想いを投稿に含めることで、バランスの取れた発信が可能になります。
③ ネタのストック表を作る(Excel/Notion)
投稿ネタを系統的に管理するために、です。以下のような項目で管理しましょう:
- 投稿予定日
- ジャンル(8カテゴリのどれか)
- 投稿タイトル(キャッチコピー)
- 使用予定写真・動画
- ハッシュタグ
- 投稿ステータス(企画中/撮影済み/投稿済み)
これにより、投稿日直前に慌てることなく、計画的な運用が可能になります。また、過去の投稿を振り返って、人気だった内容を再度企画することも容易になります。
④ チームでネタ共有する文化をつくる
SNS運用担当者だけでネタを考えるのは限界があります。会社全体でネタを共有する文化を作ることで、より豊富で現場感のある投稿が可能になります。
具体的な仕組み:
- 週1回のネタ会議:現場で起きた面白い出来事や印象的なエピソードを共有
- スタッフ写真撮影の協力:現場スタッフに撮影協力をお願いし、自然な表情を引き出す
- お客様エピソードの収集:営業や現場監督から、お客様の反応や感想を聞き取り
- 技術的ネタの提供:職人や技術者から、一般向けに紹介できる技術情報を提供してもらう
また、SNS投稿の反応(いいね数、コメント内容)を社内で共有することで、スタッフのモチベーション向上にもつながります。
成功の秘訣:投稿ネタは「探すもの」ではなく「仕組みで生み出すもの」です。この4つの仕組みを整えることで、継続的で魅力的な発信が可能になります。
よくある質問(Q&A)
Q1. 投稿ネタが「ウケるかどうか」分かりません…
A. まずは反応を気にせず、投稿ジャンルの幅を広げることが大切です。分析は後からでもできます。保存数やコメント数を目安に次回に活かしましょう。完璧を求めるより、継続することの方が重要です。数ヶ月続けると、どんな投稿が自社のフォロワーに響くかが見えてきます。
Q2. スタッフが出たがらないのですが…
A. 顔出しなしでもOKです。作業中の後ろ姿や手元だけの写真、似顔絵、イラストを使う工夫で「人となり」は伝わります。大切なのは技術力と人柄が伝わることで、必ずしも顔が写っている必要はありません。まずは抵抗の少ない方法から始めて、徐々に慣れてもらいましょう。
Q3. 動画が苦手でもリールは必要ですか?
A. 静止画よりもリーチが広がるため、できれば導入しましょう。最初はスライドショー形式でもOK。CanvaやCapCutを使えば簡単に作成可能です。15秒程度の短い動画から始めて、慣れてきたら本格的な動画制作にチャレンジしてください。動画は確実にエンゲージメント向上につながります。
Q4. 他社と差別化するにはどうすれば?
A. 「あなたの工務店らしさ」を投稿に出すのが最も効果的です。言葉づかい・色味・テーマを統一するだけでも世界観が出ます。例えば、「自然素材にこだわる」「地域密着」「職人技術」など、自社の強みを一貫して発信することで、独自のポジションを確立できます。
Q5. 投稿アイデアが思いつかないときの対処法は?
A. 過去投稿のリライトや「ランキング形式」「◯選まとめ」などの形式を変えるだけでもネタになります。他社の投稿からヒントを得るのもおすすめです。また、季節の節目(春の新生活、夏の暑さ対策、秋の模様替え、冬の寒さ対策など)は確実にネタになります。
Q6. どれくらいの頻度で投稿すれば良いですか?
A. 週2〜3回程度が理想的です。毎日投稿する必要はありませんが、週1回未満だとフォロワーとの関係が薄れがちです。重要なのは継続性なので、無理のない範囲で定期的に投稿することを心がけてください。
Q7. ハッシュタグはどのように選べば良いですか?
A. 地域名(「#◯◯市」「#◯◯県」)、業界関連(「#工務店」「#注文住宅」)、内容関連(「#ルームツアー」「#リフォーム」)を組み合わせて5〜10個程度使用しましょう。投稿数が極端に多いハッシュタグより、適度な規模のハッシュタグの方が効果的です。
まとめ|投稿ネタに困らない運用を目指そう
Instagramの投稿ネタは「探すもの」ではなく「仕組みで生み出すもの」です。今回ご紹介した50のネタアイデアと4つの仕組み作りを実践することで、継続的で魅力的な発信が可能になります。
重要なポイントを改めて整理すると:
- 8カテゴリ×50ネタがあれば、半年以上運用できる
- 施工事例だけでなく、人物や価値観が伝わる投稿が重要
- 月1回の撮影日とネタストック表で計画的運用
- チーム全体でネタを共有する文化作り
完璧を求めるより、まずは継続することから始めましょう。投稿を続けていく中で、自社のフォロワーがどんな内容に反応するかが徐々に見えてきます。そのデータを基に投稿内容を調整していけば、より効果的なInstagram運用が実現できます。
無理なく継続できる体制づくりが成功のカギです。
今回の内容を参考に、自社らしいInstagram運用を構築してください。
きっと半年後には、「ネタに困る」という悩みは過去のものになっているはずです。
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